もくじ
CCN(Cosmos Club Network)って何?
次世代の暗号通貨であるCosmosの認知向上を目的として、本来は難易度の高いCosmosブロックチェーンの維持運用(バリデート)への参加のハードルを下げ、一般ユーザーでもブロックチェーンの維持管理を行うことで報酬を得る事ができる新たなビジネスプロジェクトがCCN(Cosmos Club Network)です。
Cosmos(コスモス)について
Cosmosのネットワークはこのように「ハブ」とハブにつながる「ゾーン」と呼ばれるブロックチェーンから成り立っています。ハブは、ゾーンとIBCプロトコル(Inter-Blockchain Communication protocol)というブロックチェーン同士が通信を行うためのプロトコルで結ばれ、それぞれのゾーンにおけるトークンの総数を記録します。ゾーン同士は互いにコミュニケーションを取っていなくても、ゾーンがハブと接続していれば任意のゾーンとトークンの送受信を行うことが可能となります。Cosmos(コスモス)は異なる暗号通貨同士を繋げるクロスチェーンの役割を果たしてくれます。
例えば、ハブを中心としてビットコインのブロックチェーンとイーサリアムブロックチェーンがゾーンとしてハブに繋がっている状況をがあれば、取引所などを介することなくビットコインブロックチェーンのトークンとイーサイリアムブロックチェーンのトークンとを分散的に交換することができるようになるのです。将来的には多数のハブとそれにつながるゾーンがネットワークに作られることで、Cosmosが広がるとともにCosmosは「各ブロックチェーンを繋げる大事な仲介者の存在」になるということです。Cosmosは今後、可能性が期待できるという点で”COSMOS SDK”によって、たくさんのアプリケーションが作られ、沢山のブロックチェーンと繋がりを多く持つ事になるでしょうし、そして、ビットコインやイーサリアムとも自然に繋がっていく事になると考えられています。
運営会社 | Tendermint Inc. |
代表取締役 | Jae Kwon(ジェ・クォン) |
名称 | COSMOS(コスモス) |
通貨单位 | ATOM(アトム) |
時価総額 | 25位(2020年4月7日時点) |
ビットコインやイーサリアムの欠点を補った次世代暗号通貨Cosmos(コスモス)
ビットコインとイーサリアムが暗号通貨の中では代表格でそれぞれ世の中で普及している画期的な通貨だと言われております。ですが、この2つの通貨に関しても利用する上での問題点は当然あります。
一例を出すと、ビットコインは決済手段として利用される数が増え、トランザクション処理に関しての問題。イーサリアムはスマートコントラクトプラットフォームとして、かなり注目を浴びたくさんのDappsが利用すると共にさまざまなトランザクション処理に関して課題が多く発生した。
その後、EOSやカルダノ(ADA)やNEOがビットコイン・イーサリアムの課題を克服した次世代通貨として登場しましたが、EOS・カルダノ(ADA)・NEOも同様にまた新たな課題が浮き彫りになりビットコインとイーサリアムを超える指示を獲得する暗号通貨には成長できませんでした。
それらの状況の裏側では、現行の課題&先々の課題も想定して緻密に練られたプロジェクトが走り出していました。様々な課題を克服するブロックチェーンプロジェクト、それがCosmos(コスモス)です。
現在、200~300のプロジェクトがCosmos(コスモス)に賛同しており、将来的には、JPY、USD等とも連携やJPYトークン、USDトークンとの交換可能になるのではと考えられています。
Cosmos(コスモス)のトークン ATOM・PHOTON
Cosmosネットワークを利用するために必要なトークンはATOMです。ATOMは、取引のバリデーター(承認者)になるために所有する必要があります。承認作業に成功した際に得られる報酬はATOMとPHOTONの2種類のトークンです。ネットワークを利用した際の手数料もこの2種のトークンで報酬を支払うようになっています。
CCN(Cosmos Club Network)の参加条件
複数のプランがありプラン購入は参加時点での$換算レートに基づくBitcoinのみで購入可能。
また、プラン購入金については2年間のロックアップ期間があり、万が一途中解約した場合、
参加より1年未満=プラン購入金額の50%
参加より1年以上2年未満=プラン購入金額の75%
が返金可能。
支払ったビットコインの使途内訳は、
60%をバリデートに回すATOM購入
40%をマーケティング費用へ(紹介制度においての成果報酬支払原資)
CCN(Cosmos Club Network)の利点
CCN(Cosmos Club Network)は今までのマイニング系ビジネス・ネットワークビジネスとは違うとゆう点があるようです。
・マイニング系ビジネスのデメリットを解決
従来のマイニング(PoW)では報酬を得るまでに必要な費用としてマイニング機器を稼働させる為の設備投資や電気代や管理人件費などがあり、報酬を得る為に掛かる費用が実際のマイニング報酬より高くなってしまったりする事がとても多いビジネスモデルです。マイニング事業だけでは収益を上げられないのでポンジスキームになり易く、新規参入者がいなくなってしまうと破綻してしまうのがほとんどです。
これに対してCCN(Cosmos Club Network)ではマイニング方法はPoS(プルーフオブステーク)を採用しており、マイニング報酬を得る為の設備投資代が必要なく上記のリスクを回避しています。
・暗号通貨系ネットワークビジネスのデメリットを解決
最近はよくウォレットやアービトラージなどのビジネスがほとんどを占めていました。そのような案件の内容はどれも高利回りを謳うものものがほとんどです。月利20%や30%などという話が嘘なのは収入趣味レーションを冷静に計算してみたらすぐ分かります。そんなものは半年〜1年足らずで破綻してあとはのらりくらり不定期アナウンスがあり完全にプロジェクトは飛ばないですが資産は飛ばされてしまう。というものでしょう。
これに対してCCN(Cosmos Club Network)では無茶な利率設定はなく、PoSに則った極めて現実的な報酬体系を実現し収益よりユーザーへの報酬額がうわまるような事は無いように参加数に応じて報酬も変動し、永く継続的にこのプロジェクトを広める目的となっていますのでこれまでのネットワークビジネスとは全く別物になります。
上記のように今までのビジネスモデルのデメリットをうまく回避する特徴を持っており、
「報酬を得る為の維持コストがほとんどない為、赤字にならないから安心」
「流入する資金より払い出される報酬が多くならないように設計されているのでポンジスキームのような破綻がない」
「マイニング方法がPoS(プルーフオブステーク)なので、Cosmosがなくならない限り、ずっとマイニング報酬は参加すれば続く」
「次世代暗号通貨Cosmosのプロジェクトは世界中で需要のあるプロジェクトであり世界中で取り上げられており、とても優秀なのでかなり期待できる」
というのがCCN(Cosmos Club Network)の利点であると思われます。
・実際CCNに参加している人たちに聞いてみました。
当時からCosmos(コスモス)プロジェクトの凄さを気付いてたのが最大手取引所Binance(バイナンス)。その証拠は、Binanceが取引所トークンとして発行しているBNB Tokenが実はCosmosベースのトークン設計がされている。しかも、Binanceでも早くからCosmosは取り扱われているし、だからこのプロジェクトは他とは違って有望なのよ。
Cosmos Foundationのプロジェクトに参画したい通貨は沢山あるし、そうそう、OEX TokenやCosmos FoundationZcashも入りたがってるよ。Cosmos(コスモス)はいずれ暗号通貨の中心(基軸)になって無くてはならない存在になると思う。
Cosmos(コスモス)が今実現しようとしている事はものすごい事だと業界全体がわかっているのにその情報が断絶されてる。だから、それを伝えて浸透させていくのがこのCCN(Cosmos Club Network)なんだよ。
現在、コスモスの市場価値は500億、時価総額順位は24位。けど、コスモスを知らない人はまだまだ多いよね。これから伸び代も十分あるし、今からでも遅くないしこれはchanceだと思うけどね。
今後、ビットコインやイーサリアムは初期の話題性だけで、使い物にはならない。CosmosはEthereumにとって代わるもの。CCNは、今後大きく繁栄するコスモスのキャピタルゲインを大きく得られるんだ。CosmosはEthereumを超える!まだ、みんなそれに気付いていない。
CCNが市場の認知度を今が0.1としたら、それを100まで上げる為にいろんな戦略を駆使して知名度を上げる活動をしてくれる。そして、みんなが参加した際の資金はコスモスの買い注文に充填する為、市場の価値は上がっていくらしいよ。
という実際の声を集めることができました。この先の事に関しては確証あるというわけではありませんがここまで言える根拠をCosmosプロジェクトは少なからず持ち合わせているという事がうかがえます。
CCN(Cosmos Club Network)への疑問点(欠点)
ここからはCCN(Cosmos Club Network)の悪い点にフォーカスしてみます。
今まであげられた内容に対して実際の所どうなのか?という点を想像してしまう内容はあったかと思います。
1.今までのビジネスモデルの欠点を解決したから安心??
だからと言って安心とは言えないでしょう。Cosmosのステーキング(PoS)報酬の仕組みはとても運営側・参加者側にとってとても理にかなっており良いものであります。ですが、CCN(Cosmos Club Network)の運営に関しての財政状況にて収益より報酬が上回ってしまわないという保証には繋がりません。このCCN(Cosmos Club Network)の戦略が新しいフェーズに挑む時には当然、更に運営費用は追加で必要でしょうし、実際、運営するにはマイニング関連以外の費用うは沢山ありますので、上記の理由では簡単に「安心!」とは言い切れません。
2.ポンジスキームのように破綻する事がない?
暗号通貨系ネットワークビジネスではよくあるポンジスキームですが、通常の投資案件で「ポンジスキームとは違うから!これは大丈夫!」みたいに言っている真っ当な案件などありません。有望な案件ならば、そもそも、ポンジスキームと比較するような事はありませんよね。確かに高配当なものではないのですが、ポンジスキームの案件と背比べしているような会話が飛ぶようでは投資案件としてはかなり心配・要注意案件ですよね。
3.本当にCCN市場に介入して価格を押し上げるの?
市場に運営側が参入して買いを入れるのでトークンの価値に関しては心配いらない!という事は今まで沢山のプロジェクトで聞いてきましたが、そんな事しても一時的なもので無駄ですし、今までの結果論からすると、介入すると言って上手く成功したプロジェクトより失敗してどこ買え消えてしまったプロジェクトの方が多いのでこの言葉を信用すると痛い目にあいます。この言葉は信用しない方が良いですね。
4.ビットコイン・イーサリアムを本当に超えるのか?
記述的な課題だけでビットコインやイーサリアムを否定してるが、技術面のみで評価しており算定しすぎかと思います。確かにCosmosの実現しようとしているものは素晴らしいものです。ですが、ビットコインやイーサリアムの代わりにそれだけでなるという事は考え難いです。ビットコイン・イーサリアムの市場を超えるというのは非常に安易ではありません。まず、大きな壁として、どんなけ良くても、今までビットコインやイーサリアムに合わせて世界中の企業や機関はブロックチェーンを導入する為に準備してきていますのでそれをCosmosベースのものに切り替えるという事は簡単な事ではありません。良いものだから導入されるという訳でもありません。技術以外にそれを取り巻く人物や利用者や経済圏など様々な要因があり決済通貨として人々は利用していきます。なので、ビットコインやイーサリアムを超えるというのは99%ありえないと思います。
5.参加プランの購入資金からATOMトークンを購入する点
日本で営業活動を進めていくのであれば、運営側に暗号資産交換業の許可が必ず必要となります。この時点で日本市場で活動することは違法となります。参加者を斡旋する事も違法行為にあたるので日本での活動は厳しいものがあるかと思われます。
CCN(Cosmos Club Network)への総評価
将来的にビットコインやイーサリアムの基軸通貨と他のトークンを直接繋げるクロスボーダーの役割を行う点などでビットコインやイーサリアムの補助的な役割をして認知される可能性は多いにあるかと思います。ですが、やはり今の主力通貨を打ち抜くような市場価値になる、ビットコインやイーサリアムの代わりとなる暗号通貨にまで近い将来で成長することはまずないのが現状です。
暗号通貨交換業にあたる行為をしている点で日本の金融庁から許可を受けていない事により、資金決済法:暗号通貨の法律に違反してしまう部分もあるので日本での普及活動も難しいと考えられます。
ステーキングにてインカムゲインとなる報酬をえれるのはとても魅力的ではありますが、CCN(Cosmos Club Network)に参加しなくてもCosmosのステーキングは他のプラットフォームでも可能(代表的なもので言うとBinanceやCoinbaseなど)です。
プロジェクトの考え方や、ビジネスとして売上の点では良いが、日本の法律に準じていない点で、このビジネスは参加しない方が良いかと思います。リーガルリスクマネジメントがない、将来的なリスクが多いにあるプロジェクト案件と評価します。
CCN(Cosmos Club Network)★☆☆☆☆1.0
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