どうも仮想通貨プレスです。本日お届けする情報は・・・・・・
ロシアが独自仮想通貨『CryptoRuble』を発行すると発表。ビットコインは認めない姿勢。という情報をお送りします。
最近では、国外の仮想通貨取引所にアクセスする事を規制する意向をみせたり、ICOの参加を全面規制したりと仮想通貨に対しての対応に試行錯誤しているロシアですが、ロシア国独自の仮想通貨である『CryptoRuble(クリプトルーブル)』を発行することを発表しました。
CryptoRuble(クリプトルーブル)の特徴としては・・・・
・マイニング等で通過料を増やす事ができない通貨である。
・利用者側ではなく、国側が発行枚数などを管理する。
・同じ仮想通貨というものにあたるが、根本的に特性が現在主流の仮想通貨(ビットコイン・イーサリアムなど)とは全く異なるものである。
仮想通貨の様にネット間で使い素早く個人間で通貨のやり取りができる国が全てを管理している法定仮想通貨。というところでしょう。
CryptoRuble(クリプトルーブル)は、法定通貨のルーブルと簡単に交換も可能だが、出所が解らない通貨に対しては税を13%ほど手数料として納めないといけない。課税項目はそれだけではなく、仮想通貨同士の取引で生まれた利益にも同じ様に13%の税を納める必要があるそうです。
今回、ロシアがCryptoRuble(クリプトルーブル)の発行に踏み切った理由に、ブーチン大統領がどうしても懸念していた仮想通貨の匿名性により起こりうる違法行為(マネーロンダリングや闇取引使用など)を招きやすい点と見られています。以前、マイニングにロシアは大きく乗り出していたり仮想通貨のビジネスには賛同だが、母国で現時点で使用可能にするのはリスクが大きいということが今回の独自通貨CryptoRuble(クリプトルーブル)の発行を決める大きな要因になった様ですね。
今回のCryptoRuble(クリプトルーブル)の誕生によりルーブルが暗号化される事により脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)をさせない様に監視する為でしょう。暗号化することにより、ブロックチェーン技術によって不正な改ざんも難しくなり、ロシア国通貨の管理体制を徹底しようとする動きも視野にいれていると見受けられます。
仮想通貨が市民に支持されている国では中央銀行が発行する仮想通貨の導入を考えている国は沢山あります、今回、ロシアが1番煎じとして母国通貨ルーブルを暗号化する事をキッカケに他国がどうゆう動きを今後みせるのか?ロシアが良いお手本となれるのか?どういう影響を与えれるのか?その点に関心が高まっています。
参考記事:cointelegraph
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